福岡県八女市立花町飛形山の大自然の中に国産オイルを生産しています八女飛形蒸留所です。

芳香蒸留水(アロマウォーター)とは?精油との違いとおすすめの使い方5選

アロマセラピーの世界では、精油(エッセンシャルオイル)が長い間、主な道具として使用されてきました。しかし、最近では芳香蒸留水(アロマウォーター)もその使い勝手の良さから人気が出てきています。芳香蒸留水とは何か、精油との違い、そして利点やおすすめの使い方をご紹介します。

芳香蒸留水とは? アロマオイルとは違う?

芳香蒸留水(アロマウォーター、ハーブウォーターとも)は、精油を蒸留する過程で生じる副産物です。精油の蒸留では、植物の花、葉、果実、樹皮などのエッセンスが含まれた水蒸気が冷却され、水とエッセンシャルオイルに分離します。この時に得られる水分が芳香蒸留水であり、植物固有の香りと成分を含んでいます。

精油と芳香蒸留水の大きな違いは、植物の芳香成分の濃度です。精油は、植物の香りの成分を凝縮した高濃度の液体です。そのため、希釈せずに使用すると肌のトラブルを引き起こす可能性があります。一方、芳香蒸留水は、植物の芳香成分が微量しか含まれておらず、そのまま使用することができます。

芳香蒸留水のメリット・デメリット

芳香蒸留水とは? アロマオイルとは違う?
芳香蒸留水の最大の魅力は、薄める必要がなく直接使用できる手軽さにあります。アロマバスやルームスプレーとしてそのまま使うことができます。また精油に比べて価格が手頃なため、日常的に気軽に使用することもできます。

ただし、芳香蒸留水にはいくつかの留意点があります。

芳香蒸留水は穏やかな香りで、アロマオイルと比較すると持続性に劣るため、香りを長く楽しみたい方には物足りない可能性があります。また、成分の不安定性から保存方法には注意が必要で、精油よりも保管期間が短く、冷暗所での保管が推奨されます。

安全性に関しても、芳香蒸留水は精油と比べて一般的に肌への刺激が少ないとされていますが、初めて使用する際にはパッチテストを実施するようにしましょう。

芳香蒸留水のおすすめの使い方5選

芳香蒸留水のメリット・デメリット
芳香蒸留水のおすすめの使用法を5つご紹介します。

まずはヘアケア。お風呂上がり髪にスプレーしたり、頭皮マッサージとして芳香蒸留水を取り入れることで、髪と頭皮の保湿に加えて、ほんのりと香りを漂わせることができます。

アロママッサージやアロマバスといったボディケアもおすすめです。自然由来の香りで心身の緊張をほぐし、リラクゼーション効果を得ることができます。

またアロマディフューザーに芳香蒸留水を使用することで、部屋中に心地よい香りが広がります。この方法で、日常のストレスから離れ、落ち着いた時間を過ごすことができます。

リフレッシュしたいときには、ルームスプレーとして使用するのもおすすめです。天気の悪い時や気持ちの落ち込んだ時、料理後の臭いが気になるなどに最適です。

掃除や衣類、布団に使うこともできます。天然の消臭剤として活躍し、生活空間を快適に保ちます。芳香蒸留水のほのかな香りと適度な殺菌作用から、より心地よい空間を作ります。

芳香蒸留水で毎日に彩りを

芳香蒸留水で毎日に彩りを
今回は芳香蒸留水(アロマウォーター、ハーブウォーターとも)と精油(エッセンシャルオイル)との違いとおすすめの使用法について解説しました。

芳香蒸留水は、精油と比べて手軽に使用できることが最大の魅力です。使い方で毎日の生活に彩りを加え、心身ともに健康とリラクゼーションを促進しましょう。

八女飛形蒸留所では、安心してご利用いただけるよう、国産果皮から水蒸気蒸留法でエッセンシャルオイル(精油)を抽出する際に同時に抽出される芳香蒸留水を販売しております。天然成分100%なので、加湿器などにお使いいただけます。

酸味が爽やかな柚子の香り芳香蒸留水や、サウナや足湯に使用できる業務用の和柑橘ウォーターといった商品を販売しております。ぜひ一度使ってみてください。